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学校概要

学校長メッセージ

 青森県立五所川原工科高等学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本校は昨年四月、西北地区の県立高等学校4校(金木高等学校・板柳高等学校・鶴田高等学校・五所川原工業高等学校)の統合校として開校しました。探究型学習の実践を柱として、進学に重点を置いた「普通科」2クラスと、高度な資格取得を生かした就職にも進学にも強い工業の「機械科」「電子機械科」「電気科」の各学科1クラスによる、各学年4学科5クラスからなる全日制の高等学校で、現在は1年生と2年生の生徒が在籍しています。(3年生は五所川原工業高校に在籍)
 校訓「誠実」「創造」「礼節」のもと、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び工業教育を実践し、幅広い知識と教養を身に付けさせ、主体的に社会の発展に寄与する人材を育成することを教育目標として掲げるとともに、生徒一人一人の人格を認め、人権を尊重し、人命を守ることを基本理念として、生徒一人一人が生き生きと学び、主体的に活動できる学校づくりと、信頼される学校づくりを進めております。

 近年SDGsやSociety5.0、多様性の尊重など、現代社会そのものや今後求められる資質を示す言葉が私たちを取り巻いています。これは社会と価値観の急激な変化の中で生きる私たちに対して「変化を前提に学び続けよ・多様な他者と協働せよ」という意味を持ちます。一人一人の知識や考えは、変化の激しい社会において朽ちやすく、多様な社会において独善に陥るおそれがあるからです。

 特にこれからの「人生100年時代」を生きる高校生(中学生)にとって、自ら問いを立て、納得解を探り、多様な価値観に触れることは極めて大切であり、必要なトレーニングなのです。

 本校は、探究的な学習及び部活動や学校行事など、特別活動における多様な他者との「協働的な学び」を充実させるとともに、一つの学び舎に集った「普通科」「機械科」「電子機械科」「電気科」4学科の仲間が3年間共に学校生活を送ることを通して、考えや立場の異なる相手を尊重・協調しながら、よりよい解決方法を探る態度を育成します。

 また、きめ細やかな学習指導をもとに、生徒一人一人のニーズに合わせた進学指導・就職指導の校内体制を整えて進路実現につなげ、入学した生徒全員が「工科で学んで良かった」と思える高校生活を提供するため、教職員が一丸となってサポートに当たります。

 五工生(そして未来の五工生)諸君には、工科で新たな目標を高らかに掲げ、失敗を恐れることなく果敢に挑戦を繰り返してほしいと願うとともに、保護者の皆様、同窓生の皆様、地域の皆様、本校関係者の皆様には、今後とも変わらぬ御支援と御協力をお願い申し上げます。

令和4年4月 青森県五所川原工科高等学校 校長 島元

教育目標

 校訓「誠実」「創造」「礼節」のもと、心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育及び工業教育を実践し、幅広い知識と教養を身に付けさせ、主体的に社会の発展に寄与する人材を育成する。

学校標語 - 「無限の可能」
 自分が求めさえすれば、求めるものは無限にあり、それを獲得することで自分自身を高めることができる「さらなる成長」を意味する。
目指す生徒像
 1 自己の可能性を信じ、何事にも誠実に一生懸命取り組む生徒
 2 幅広い知識と教養を身に付け、社会の発展に寄与する創造力に富む生徒
 3 自主及び自律の精神を養い、礼儀や節度をもった品性ある生徒
校 章

 五所川原工科高等学校の校章は、統合対象4校の在籍生徒からデザイン画を募集し、177名の応募の中から、厳選されたデザイン画をモチーフに新たに製作しました。学校標語である「無限の可能」を図案化し組み合わせることで、4校の統合を象徴しています。校章が示す「無限の可能」は縦横に広がり、ここで学ぶ生徒の無限の可能性を表したデザインです。